悲しみと希望 ラビン首相の孫が語る 祖父、国、平和

SBK-129 [ISBN978-4-89586-157-1]
1,540円(税140円)

DETAIL

 悲しみと希望 ラビン首相の孫が語る 祖父、国、平和
 ノア・ベンアルツィ・ペロソフ 〔著〕  石坂廬 〔訳〕

――オスロ合意20周年 記念出版!――

 平和を希望するイスラエル次世代の声! パレスチナとの歴史的和解を果たしたイスラエル・ラビン首相(ノーベル平和賞受賞)。その原点をもう一度、思い返そう。

 イツハク・ラビン首相は平和を願う故、同胞に暗殺された。世界中が哀悼した、その悲しみの中から孫娘の著者は、真実の祖父の人柄を語り、その平和追求の理想とイスラエルの若者たちの気持ちをここに表現する。

――目次――

  プロローグ

1章 「私には何も起こらないから安心しなさい、ノア」
2章 初期の思い出
3章 戦争とともに成長
4章 何か異なるものへの希望
5章 和平のために強くあれ
6章 アウシュヴィッツに鳥はいない
7章 おじいちゃんの使節
8章 和平のために手を携えて
9章 暗殺者の影
10章 一九九五年十一月六日

  エピローグ   追伸
   訳者あとがき

〔著者紹介〕
ノア・ベンアルツィ・ペロソフ(Noa Ben Artzi-Pelossof)
1977年イスラエルのテルアビブで生まれる。母親ダリアは、イツハク・ラビン首相の長女。幼児期から、祖父と共に生活し育つ。1994年イスラエルの若者による親善使節団に加わり、英国に行く。1995年6月ヘルツェリアのハリショニーム高校卒業。同8月国防軍に入隊。11月4日祖父ラビンが暗殺され、6日ヘルツェルの丘にて国葬の際に弔辞を述べる。

〔訳者紹介〕
石坂 廬(いしざか いおり)
1946年関東州大連市(現中国東北部)生まれ。早稲田大学卒業(英国海上保険専攻)。日本火災海上保険(株)に32年間勤務の後、笹川平和財団、日本振興銀行、三井不動産住宅サービス勤務。海外との文化交流で、これまで1970年イスラエルを、その他西ドイツ、オーストリア、ラトヴィア、英国、中国、台湾を訪問し、合唱祭や演奏会に男声合唱団員として参加。現在 稲門グリークラブ会員、日本ラトヴィア音楽協会会員。

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